漢方薬の飲み方
～良薬は口に苦し、と言うけれど～
前回に引き続き、漢方薬の飲み方です。
『良薬は口に苦し』と言うけれど、『どうせなら、おいしく飲みたい！』という方。
いろいろな飲み方を、紹介します。
エキス製剤
お腹がすいている時に飲むのが、基本です。
①水で飲み下す
一番オーソドックスな飲み方？です。更に効かせたい方は、前の項目もご覧ください。
白湯が基本、お茶や牛乳は、おススメしません。
②お湯に溶いて飲む
味やにおいが大丈夫な方。冷ましてぬるくなってから、一気に飲み下すのもあり。
溶けにくければ、電子レンジでチン！も出来ます。
お腹を冷やして下痢する場合など、お腹を温めるために温かくするのがおススメです。
寝る前に水で飲むと夜中にトレイに行きたくなるという方も、少量のお湯に溶かすと、
飲み込む際の水を減らすのに役立ちます。
③味の強いものに混ぜ込む
どうしても、味やにおいがダメ！という方むけ。
・龍角散の『らくらく服薬ゼリー』などを使う。
・ハチミツや水飴に混ぜ込むのも、ありです。
1歳以下には、ハチミツは飲ませないでください。
・小児など、ココアに混ぜこむとう方もいらっしゃいます。
『薬の吸収とかへの影響は、どうよ？』という意見もありますが、
飲まないと効かないのも、また事実。
色々と工夫して、より良い飲み方を探してみましょう。
