漢方で、人体を理解するために重要なのが、『気』です。
『気』が充実して体内をスムーズにめぐっていれば、健康です。
がんに関係した様々な症状で体力・気力が低下する『癌証』
漢方では、心と体をあまり区別しません。
では、がんなどで弱ってめぐりが悪くなった『気』を補って、スムーズにめぐるようにすれば良いのでは!?
『気』を増やすために、まず、『気』を知りましょう!
詳しく話をしだすと、正直、ドツボにはまります。
(;´Д`)
とにかく、分かりやすく。そして役に立つために……
あえて言おう、『気はエンジンであると!』
工学のド素人である私がイメージするエンジン関係は、こんな感じ。
上の図に倣って、気の流れを考えると、次のようになります。
漢方では、
・消化や吸収などの機能を、『脾』と呼びます。
大地の恵みである食べ物などを、消化/吸収します。
ある意味、大地のエネルギーを取り入れます。
・呼吸などに関連した機能を、『肺』と呼びます。
ある意味、天の気を受け入れ、取り入れます。
この二つが、生まれてからのエネルギー(後天の気)になります。
要するに、エネルギーの源は、
『うまい食事』と『きれいな空気』!
生まれ持ったエネルギーは、『腎』に蓄えられます。
生まれてからのエネルギーも蓄え、またエネルギーの生成にも関わります。
バッテリーのイメージです。
では、『気』を増やすには、どうするか?
『脾』と『肺』、そして『腎』を元気にすれば良い!!
ここまで至れば、やるべき事が見えてきます。
次回に続きます。