夏の食養生
夏は暑い!
ι(´Д`υ)アツィー
また、外で活動することも多いシーズンです。特に小児は、ジッとしていません。
汗をたくさんかけば、体の水分が失われます。
そんな時には、すっぱい食べ物!
( ̄* ̄ ) スッパ~
漢方では、酸味のある食材で体内の水分などを補充し、口の渇きや汗を止めると考えます。
三国志の曹操、彼の有名な『望梅止渇』の故事のイメージです。行軍中にのどの渇きを訴える兵士に、『近くに梅の林があるぞ!』と言って梅の酸っぱさを想像させ、口の渇きをいやしたというお話です。
おススメは、山査子や酸梅湯などです。
夏は、陰陽五行説では火に属し、湿気も多い季節です。
(;´A`) ムシムシスルー
漢方では、苦い食材は火や湿気に効くと考えます。
現代医学的には、苦みのある食材に含まれる物質の中に、炎症を抑える成分が確認されているものがあるそうです。
おススメは、苦瓜/苦菜/緑茶などです。
夏には、甘い食物の食べ過ぎには、気をつけなければなりません。
消化吸収の機能に影響を与え、食欲が落ちやすくなったりもします。
もちろん、食べ物が傷みやすいので、そちらにも注意が必要です。
また、冷たいものの食べ過ぎも要注意です。
漢方では、消化吸収の機能である『脾胃』を傷つけ、食欲不振や腹痛/下痢などが生じると考えます。ってか、冷たいもので調子が悪くなるという現象が先で、漢方的な意味づけが後なんでしょうケド。
(´ε`;)
次回、おススメの食材などをお届けします。
皆さんがいつも思っていたかもしれない、無駄の代名詞のような“アレ”、
役に立つ日が、ついに来る! かもしない。