超絶技巧の裏側!?
孫思邈(そん しばく、541年?~682年?)
その名声は、中国医学の歴史に燦然と輝いています。
(写真は、ウィキペディアより転載
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E6%80%9D%E3%83%90%E3%82%AF)
医術のみならず、儒教/道教/仏教にも精通し、一説には100歳を超える長寿であったとされる彼は、中医学の歴史の中でもトップクラスの偉人です。
日本で非常に重視される書物『傷寒論』、この本の伝播の歴史でも、彼は重要な役割を果たしています。
そんな孫思邈の伝説の中でも、特に有名なのが
『悬丝诊脉』!
手首に巻いた糸を伝わる振動で診察するという、超絶技巧です
伝説では、唐の太宗の皇后が大変な難産で、宮廷内の医師たちが治療の術を尽くしましたが、出産に至りません。
皇后と胎児を救うため、召し出されたのが、孫思邈。
しかし、当時の宮廷には様々なしきたりがあり、自由な診療と治療できませんでした。
孫思邈は、皇后の手首の脈が触れる部分に糸を巻き、その端をつまんで診察します。
そして薬を処方し、皇后は無事に出産しました。
まさに、超絶技巧!!
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚)< すげぇ!
⊂ ⊃ \_____
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し`J
伝説の名医の面目躍如!
・・・・・・と言いたいところですが、
ホントにできるのか??という疑問がわいてくるのも否めません。
果たして、超絶技巧は、実在するのか??
次回に続きます。